この記事の結論
省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業費補助金)の申請代行において、成功報酬型とは採択・交付決定が確定した場合にのみ報酬が発生する料金体系です。不採択になった場合は費用が一切かかりません。
省エネ補助金の申請代行における成功報酬型とは
省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業費補助金)の申請代行において、成功報酬型とは採択・交付決定が確定した場合にのみ報酬が発生する料金体系です。不採択になった場合は費用が一切かかりません。
成功報酬型の基本構造
- 採択された場合: 交付決定額の10〜20%を報酬として支払う
- 不採択の場合: 報酬はゼロ(着手金なしの場合)
- 支払タイミング: 交付決定後または補助金受領後
省エネ補助金の申請は省エネ計算(一次エネルギー消費量の削減率算出)や事業計画書の作成など高度な専門作業が必要なため、多くの企業が代行サービスを活用しています。成功報酬型は「採択されなければ費用ゼロ」という点で申請者のリスクを大幅に軽減できます。
省エネ補助金の成功報酬型・料金体系の相場と比較
成功報酬型の相場と他の料金体系を比較します。
| 依頼先 | 依頼できる範囲 | 見積もりで必ず確認すること |
|---|---|---|
| 認定経営革新等支援機関 | 確認書の発行、事業計画の策定支援 | 確認書の発行だけか、計画書の作成まで含むか |
| 税理士・会計事務所 | 数値計画の作成、実績報告・経理処理まで | 採択後の実績報告・中間検査まで含むか(ここが抜けると自社対応になる) |
| 中小企業診断士 | 事業計画の組み立て、加点項目の設計 | 加点要件(賃上げ・事業継続力強化計画など)の取得支援を含むか |
| 補助金申請の専門会社 | 申請書の作成から交付申請・実績報告まで一式 | 成功報酬の計算基礎(採択額か交付決定額か)。不採択のときの費用 |
| 商工会議所・よろず支援拠点 | 公募要領の読み合わせ、計画の相談 | 無料で相談できる。持続化補助金では商工会議所の確認書が必要 |
報酬額は事務所ごとに自由に設定されており、公表された統計はありません。採択後の実績報告まで含むかどうかで総額が変わるため、範囲をそろえて見積もりを取ってください。
省エネ補助金の補助上限は15億円(オーダーメイド型)と非常に高額なため、成功報酬率10%でも補助金額によっては多額の報酬になります。補助金額が1億円の場合、成功報酬10%で1,000万円の報酬です。費用相場の詳細も参照してください。
省エネ補助金の成功報酬型のメリット・デメリット
成功報酬型は初見では魅力的ですが、注意点もあります。申請する補助金の規模・採択確度・社内リソースの観点から判断しましょう。
成功報酬型のメリット
- 初期費用ゼロ: 着手金なしの完全成功報酬型なら採択されるまで費用負担がない
- リスク低減: 採択率が不透明な状況でもコンサルタントに依頼できる
- コンサルのモチベーション: 採択されなければ報酬ゼロのため、コンサルタントが採択に向けて全力を尽くす
- キャッシュフロー管理: 補助金受領後に報酬を支払うため資金繰りへの影響が少ない
成功報酬型のデメリット・注意点
- 報酬総額が高くなる可能性: 補助金額が大きいほど手取り額が目減りする
- サービス品質の差: 成功報酬型でも品質にばらつきがある。実績確認が必須
- 追加費用の確認: 省エネ計算・実績報告サポートが別途有料の場合がある
- 契約条件の確認: 不採択時に費用ゼロになる条件(何回まで再申請するか等)を事前に確認
悪質業者の見分け方
「成功報酬30%以上」「100%採択保証」を謳う業者は要注意です。適正な成功報酬の上限は20%程度であり、採択を100%保証することは制度上不可能です。