Jグランツで申請できる省エネ補助金2026【登録方法・申請手順まとめ】
制度・仕組み
公開: 2026年6月24日
更新: 2026年6月24日
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この記事の結論
省エネ補助金(SII「省エネ・非化石転換補助金」等)のほとんどは、Jグランツ(補助金申請システム)経由での電子申請が必須です。紙申請は廃止済みで、Jグランツを使えない事業者は申請自体ができません。Jグランツの利用にはGビズIDプライムの取得が前提(取得まで約2〜3週間)。本記事では、GビズID登録からJグランツ申請・採択後フローまでを2026年版の最新情報でゼロから解説します。
Jグランツと省エネ補助金:申請の全体像【2026年版】
Jグランツ 省エネ補助金2026 結論まとめ
- Jグランツとは:デジタル庁が運営する補助金・給付金の電子申請ポータル。省エネ関連補助金(SII執行の国補助金等)はほぼすべてJグランツ経由で申請
- 前提条件(必須):GビズIDプライムの取得。発行まで約2〜3週間かかるため、公募開始前に取得しておくことが最重要
- Jグランツで申請できる主な省エネ補助金:SII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型・工場事業場型)」、ものづくり補助金、事業再構築補助金(省エネ枠)など
- 2026年度SII公募スケジュール:1次公募(3/30〜4/27・終了)、2次公募(6/1〜7/9)、3次公募以降はSII公式で随時公表
- 最大のミス:交付決定前の機器発注・工事着工。これだけで補助金対象外になる。必ず採択・交付決定後に発注すること
※補助金の内容・公募時期は年度・公募回ごとに変わります。申請前にSII公式サイトおよびJグランツ公式で最新情報を必ず確認してください。本記事情報は2026年6月25日時点のものです。
2021年度以降、国が執行する補助金・給付金の電子申請はJグランツ(正式名称:補助金申請システム「Jグランツ」)への集約が進んでいます。省エネ投資補助金(SII執行)も例外ではなく、紙申請は廃止されており、現在はJグランツを通じた電子申請のみが受け付けられています。
Jグランツを使うためにはGビズIDプライム(法人・個人事業主向け)の取得が前提となります。GビズIDプライムの発行には審査を経た書類確認が必要なため、取得まで約2〜3週間かかります。公募開始後に慌ててGビズIDを申請しても、公募締切までに間に合わないケースがあります。
Jグランツ申請の全体フロー(概要)
| ステップ | 内容 | 目安期間 |
| 1 | GビズIDプライムを取得する(未取得の場合) | 約2〜3週間 |
| 2 | Jグランツにアカウント登録・ログインする | 即日 |
| 3 | 申請する補助金の公募ページを確認・申請書類を準備する | 1〜4週間 |
| 4 | Jグランツで電子申請を行う(公募期間内) | 1〜3日 |
| 5 | 審査・採択通知・交付決定を受ける | 1〜2ヶ月 |
| 6 | 交付決定後に機器発注・工事開始 | 1〜3ヶ月 |
| 7 | 工事完了後に実績報告を提出する(Jグランツ経由) | 2〜4週間 |
| 8 | 審査完了後に補助金が交付される | 1〜2ヶ月 |
全体で半年〜1年程度が標準的なスケジュールです。計画的に準備を進めることが採択率向上の鍵です。
GビズIDプライムの取得方法【Jグランツ申請に必須・2026年版】
Jグランツでの補助金申請は、GビズIDプライムがなければ一切できません。GビズIDには3つのアカウント種別がありますが、補助金申請に使えるのは「プライム」のみです。
GビズIDのアカウント種別比較
| 種別 | 対象 | 本人確認方法 | 補助金申請 | 発行期間 |
| プライム |
法人代表者・個人事業主 |
印鑑証明書+法人実印(または個人の印鑑証明書)を書類郵送 |
可 |
約2〜3週間 |
| メンバー |
従業員(プライム取得者が発行) |
プライム保有者がGビズID管理画面から招待・発行 |
可(プライム権限委任時) |
即日 |
| エントリー |
スマートフォンによる簡易認証 |
スマートフォンのSMS認証のみ |
不可 |
即日 |
補助金申請(Jグランツ)にはプライムアカウントまたはプライムから権限委任されたメンバーアカウントが必要です。エントリーでは申請できません。出典:GビズIDヘルプ
GビズIDプライムの申請手順(法人の場合)
-
GビズID公式サイトにアクセスし「プライム申請」を開始
GビズID公式サイト(https://gbiz-id.go.jp/)にアクセスし、「GビズIDプライムを申請する」をクリックします。スマートフォンでの申請も可能です。
-
アカウント情報を入力する(メールアドレス・パスワード・事業者情報)
法人番号・法人名・代表者氏名・住所・電話番号・メールアドレスを入力します。法人番号は国税庁 法人番号公表サイトで確認できます。
-
申請書類を印刷・押印して郵送する
入力後に出力される「GビズIDプライム登録申請書」に法人代表者印(法務局登録済みの印鑑)を押印し、法人の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)と合わせて指定住所へ郵送します。本人限定受取郵便での送付を推奨します。
-
書類確認・審査(約1〜3週間)
GビズIDの審査窓口で書類確認が行われます。不備があると差し戻しになり、再送付が必要です。
-
アカウント有効化の通知を受ける(SMS認証)
審査通過後、登録したスマートフォン番号にSMS認証コードが届き、これを入力するとGビズIDプライムが有効化されます。
GビズID取得でよくある失敗・注意点
- 「エントリー」と「プライム」を混同する:スマートフォンだけで取得できる「エントリー」では補助金申請ができません。プライム申請の書類郵送が必須です
- 印鑑証明書の有効期限切れ:印鑑証明書は「発行から3ヶ月以内」のものが必要です。古い印鑑証明書では差し戻しになります
- 代表者印と登録印鑑の不一致:法務局に登録した法人の印鑑(実印)と申請書の押印が一致していることが必要です
- 公募開始後に申請する:GビズID取得には最大3週間かかるため、公募開始後に申請し始めると締切に間に合わないケースがあります
個人事業主の場合(GビズIDプライム)
個人事業主の場合も基本的な手順は同じですが、提出書類が異なります。
| 提出書類 | 法人の場合 | 個人事業主の場合 |
| 本人確認書類 | 法人の印鑑証明書(3ヶ月以内) | 個人の印鑑登録証明書(3ヶ月以内) |
| 押印 | 代表者の法人印(法務局登録印) | 印鑑登録した印鑑(実印) |
| 法人番号 | 必要(国税庁サイトで確認) | 不要 |
出典:GビズID 申請方法(2026年6月25日確認)
Jグランツへのアカウント登録・ログイン方法【画面フロー解説】
GビズIDプライムが有効化されたら、Jグランツに事業者アカウントを登録します。Jグランツはデジタル庁が運営する補助金・給付金の電子申請ポータルで、複数省庁・機関の補助金申請を一元的に行えます。
Jグランツへのログイン手順
-
Jグランツ公式サイトにアクセスする
Jグランツ(https://jgrants.go.jp/)にアクセスし、「ログイン」をクリックします。
-
GビズIDでログインする
「GビズIDでログイン」を選択し、GビズIDプライムのメールアドレス・パスワードを入力します。SMS認証コードの入力が求められる場合があります(2段階認証)。
-
事業者情報の確認・プロフィール設定
初回ログイン時に事業者情報(会社名・代表者名・住所・電話番号等)が自動取得されます。内容を確認し、追加情報(担当者名・メールアドレス等)を入力して保存します。
-
補助金の検索・申請ページへ移動する
トップページの「補助金を探す」または「省エネ」「製造業」等でキーワード検索して対象補助金を見つけます。SII省エネ・非化石転換補助金は「環境」「省エネ」等のカテゴリで検索できます。
Jグランツの主要機能と省エネ補助金申請での使い方
| 機能 | 内容 | 省エネ補助金での活用シーン |
| 補助金検索 |
キーワード・カテゴリ・地域・公募状況で補助金を絞り込み検索できる |
SII省エネ補助金・設備単位型・工場事業場型の公募ページを探す |
| 申請フォーム入力 |
申請書の各項目をWebフォームで入力。途中保存が可能 |
事業者情報・設備情報・省エネ計算・事業計画を入力 |
| ファイルアップロード |
見積書・仕様書・図面・決算書等の添付書類をPDF/JPEGで添付 |
SII指定設備の仕様書・見積書・省エネ効果計算書を添付 |
| 申請状況確認 |
申請後の審査ステータスをリアルタイムで確認できる |
採択審査中・採択・不採択・交付決定のステータスをメール通知と合わせて確認 |
| 実績報告提出 |
工事完了後の実績報告書・証憑書類をJグランツ経由で提出 |
設置写真・領収書・工事完了証明書・省エネ効果測定結果を提出 |
| メッセージ機能 |
補助金事務局(SII等)とのメッセージのやり取りができる |
申請書類の不備指摘・追加資料依頼への対応 |
Jグランツのシステム要件・推奨環境
- 推奨ブラウザ:Google Chrome最新版、Microsoft Edge最新版(IEは非対応)
- スマートフォン:iOS 14以上・Android 10以上の標準ブラウザで利用可能(入力は画面が大きいPC推奨)
- PDF閲覧:Adobe Acrobat ReaderまたはChromeのPDF閲覧機能が必要
- ファイルアップロード形式:PDF・JPEG・PNG(各ファイル10MB以内が多い。事務局によって異なる)
- 多要素認証:GビズIDログイン時のSMS認証があるため、スマートフォン(登録番号)が手元に必要
Jグランツで申請できる省エネ補助金 一覧・比較表【2026年版】
Jグランツで申請できる省エネ関連補助金は複数あります。自社の規模・設備・投資金額に合わせて最適な制度を選択してください。
| 補助金名 |
執行機関 |
補助率(中小企業) |
補助上限額 |
主な対象設備・用途 |
2026年度公募時期(参考) |
公式情報 |
| 省エネ・非化石転換補助金(設備単位型) |
SII(経産省委託) |
1/3(トップ性能枠1/2) |
1億円/事業 |
LED照明・高効率空調・ヒートポンプ・変圧器・冷凍冷蔵・ボイラー・コンプレッサー等 |
年2〜3回(3〜7月頃) |
SII公式 |
| 省エネ・非化石転換補助金(工場事業場型) |
SII(経産省委託) |
1/3〜1/2 |
15億円/事業 |
大規模省エネシステム全般・工場全体の省エネ改修 |
年1〜2回(3〜5月頃) |
SII公式 |
| ものづくり補助金(省力化・省エネ枠) |
中小企業庁・各都道府県中小企業団体中央会 |
1/2〜2/3 |
1,500万円(通常枠) |
生産性向上・省エネに寄与する設備・システム導入 |
年複数回 |
ものづくり補助金公式 |
| 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援補助金(METI直轄) |
経済産業省(資源エネルギー庁) |
1/3〜1/2 |
5億円/事業 |
先進的な省エネ技術・システム(大企業も対象) |
年1〜2回(要公募要領確認) |
資源エネルギー庁 |
| 事業再構築補助金(グリーン成長枠) |
中小企業庁 |
1/2〜2/3 |
1.5億円 |
脱炭素・省エネ分野への事業転換(省エネ設備が新事業の核になる場合) |
随時(要公募確認) |
事業再構築補助金公式 |
各補助金の補助率・上限額・公募時期は年度・公募回によって変わります。申請前に各公式サイトの最新公募要領でご確認ください。本表は2026年6月25日時点の情報をもとに作成。
SII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」の詳細
中小企業が最も活用しやすい省エネ補助金が、SIIが執行する「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」です。Jグランツでの電子申請が必須で、全国の中小企業・個人事業主が対象となります。
| 項目 | 内容 |
| 正式名称 | 令和7年度補正予算 省エネ・非化石転換補助金(設備単位型) |
| 執行機関 | 一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII) |
| 補助率(中小企業) | 1/3(トップ性能枠は1/2) |
| 補助率(大企業) | 1/3 |
| 補助上限 | 1億円/事業 |
| 補助下限 | 30万円 |
| 2次公募期間 | 2026年6月1日〜7月9日(受付中) |
| 申請方式 | Jグランツ(電子申請のみ。GビズIDプライム必須) |
| 対象条件 | SII指定設備リストに登録された設備への更新・新設。省エネ率10%以上または年間1kl以上の削減が見込めること |
| 特設サイト | 省エネ・非化石転換補助金2026年版(SII) |
SII設備単位型で対象となる主な省エネ設備
| 設備区分 | 具体的な設備例 | 省エネ効果目安 | 費用相場(設備本体) |
| LED照明 |
制御機能付きLED照明器具(センサー・調光制御) |
電気代30〜70%削減 |
50〜300万円 |
| 高効率空調(エアコン) |
業務用マルチエアコン・パッケージエアコン(IPLV/APF基準超え) |
電気代20〜50%削減 |
100〜2,000万円 |
| ヒートポンプ |
空冷ヒートポンプチラー・業務用ヒートポンプ給湯器 |
燃料費40〜70%削減 |
100〜2,000万円 |
| 変圧器 |
高効率変圧器(トップランナー基準超え) |
変圧器損失20〜40%削減 |
50〜500万円 |
| 冷凍冷蔵設備 |
高効率冷凍機・冷蔵倉庫ユニットクーラー |
電気代20〜45%削減 |
200〜3,000万円 |
| ボイラー |
高効率ボイラー・廃熱回収ボイラー |
燃料費15〜30%削減 |
200〜5,000万円 |
| コンプレッサー |
インバータ制御コンプレッサー(省エネ型) |
電気代30〜50%削減 |
50〜500万円 |
対象設備の省エネ性能基準はSII指定設備リスト(SII公式サイトから無料ダウンロード可)で確認してください。費用相場は参考値です。出典:SII設備単位型公募情報
Jグランツ×SII省エネ補助金の申請手順【ゼロからの完全ガイド・2026年版】
SII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」をJグランツで申請する際の具体的な手順を解説します。公募締切の2ヶ月前には準備を開始することを強くお勧めします。
【申請前準備】公募開始前にやること
-
GビズIDプライムを取得する(未取得の場合・最優先)
上述の手順でGビズIDプライムを申請します。書類郵送から発行まで約2〜3週間かかります。公募開始前に必ず取得しておくことが最重要です。取得済みの場合は次のステップへ。
-
SIIの公募要領・指定設備リストをダウンロードして読む
SII特設サイトから最新の公募要領・指定設備リスト・申請の手引きをダウンロードします。補助率・上限額・対象経費・申請スケジュールは年度・公募回で変わるため、古い資料を使い回さないことが鉄則です。
-
導入予定設備がSII指定設備リストに掲載されているか確認する
指定設備リストは機器メーカー・型番単位で管理されています。メーカー担当者に「このモデルはSII指定設備リストに掲載されているか」を確認依頼するのが効率的です。リストに掲載されていない設備は補助対象外です。
-
設備導入業者から見積書を取得する(2社以上)
設備本体費・工事費(電気・配管・搬入・据付)を項目別に明記した見積書を2社以上から取得します。工事費が「一式」のみでは書類不備になります。省エネ補助金申請の実績がある業者は書類作成サポートも受けやすいため、業者選定時に実績を確認してください。
-
省エネ効果計算書を準備する
既設設備との比較で「省エネ率10%以上または年間1kl以上の削減」を示す省エネ効果計算書が必要です。SII所定の計算フォームがあり、多くのメーカーが代行または自動計算ツールを提供しています。見積依頼時に「省エネ計算書も作成してほしい」と伝えると効率的です。
【申請フェーズ】Jグランツでの申請手順
-
Jグランツにログインし、対象補助金の申請フォームを開く
JグランツにGビズIDプライムでログイン後、「補助金を探す」からSII「省エネ・非化石転換補助金」の公募ページを開き、「申請する」をクリックします。
-
申請フォームに事業者情報・設備情報を入力する
事業者情報(法人名・住所・代表者名・業種等)は自動入力される場合があります。設備情報(機器名・型番・数量・設置場所・省エネ効果)を入力し、途中保存機能を活用しながら作業を進めます。一つのブラウザタブで長時間作業しているとセッションタイムアウトが発生し、入力内容が消える場合があります。こまめな保存が重要です。
-
添付書類をPDFでアップロードする
見積書(2社以上)・仕様書(SII指定設備の型番が確認できるもの)・省エネ効果計算書・法人登記簿謄本(3ヶ月以内)・決算書(直近2期分)・設置場所の図面・設備の現状写真をアップロードします。ファイルサイズ上限(通常10MB/ファイル)に注意してください。
-
申請内容を確認して提出する(締切の1〜2週間前に余裕を持って)
入力内容・添付書類を最終確認してから「申請する」ボタンをクリックします。申請締切当日は混雑でシステムが不安定になることがあるため、余裕を持って提出してください。提出後に申請受付番号がメール通知されます。
【採択後フェーズ】交付決定〜実績報告の手順
-
採択・交付決定通知を確認する(Jグランツ・メール)
申請から1〜2ヶ月後に採択結果がJグランツのマイページとメールで通知されます。採択=内定(まだ発注してはいけない)で、その後に「交付決定通知」が届いてから初めて機器発注・工事が可能になります。
-
交付決定通知を受けてから機器を発注・工事開始する
交付決定通知の日付以降に機器の発注・工事契約・着工が可能です。交付決定日より前の発注・契約・着工は補助金対象外となり、認定取り消しになります。これが省エネ補助金申請で最も多いミスです。
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工事完了後、証憑を保管し実績報告書を作成する
設備の設置写真(工事前・工事中・完成後)・納品書・発注書・請求書・領収書・工事完了報告書を揃えます。すべての書類を電子化(PDF・JPEG)して保管します。
-
Jグランツで実績報告を提出する
Jグランツのマイページから「実績報告」を選択し、工事完了日・実際にかかった費用・設置写真等をアップロードして提出します。実績報告の内容がSIIで審査されます。
-
補助金が指定口座に振り込まれる
実績報告の審査完了後(通常1〜2ヶ月)、指定の口座に補助金が振り込まれます。補助金は後払いのため、工事費を一時的に自社で立替えることになります。
申請必要書類チェックリストと費用シミュレーション【省エネ補助金2026】
Jグランツでの申請をスムーズに進めるために、必要書類を事前に揃えておくことが重要です。
申請必要書類チェックリスト
SII設備単位型の申請に必要な書類(2026年度版)
| 書類名 | 内容・注意点 | 準備時期 |
| 申請書(Jグランツ上のフォーム入力) |
事業者情報・設備情報・省エネ計算・事業計画を入力。事前にExcel等でまとめておくと入力が楽 |
公募開始後 |
| SII指定設備の仕様書・型番確認書 |
指定設備リストとの照合に必要。メーカーから入手。「SII指定設備リスト掲載の型番(〇〇〇〇)と一致する」旨がわかるもの |
機器選定時 |
| 省エネ効果計算書(SII所定様式) |
既設設備と新設設備の省エネ率・削減量を比較計算。メーカーが代行するケースが多い |
公募開始後〜申請1週間前 |
| 見積書(2社以上・設備本体費と工事費を項目別に記載) |
「一式」表記では不備。本体費・電気工事費・配管工事費・据付費を個別明記が必要 |
公募開始後〜申請2週間前 |
| 法人登記簿謄本(発行から3ヶ月以内) |
法務局で取得(オンライン取得可・手数料350〜480円) |
申請の直前(有効期限に注意) |
| 直近2期分の決算書(貸借対照表・損益計算書) |
税理士から入手。PDFスキャンで提出 |
早めに準備 |
| 設置場所の写真・図面(現状確認) |
既設設備が確認できる写真・設置場所の位置図・平面図。スマートフォンで撮影してPDF/JPEG化 |
申請前に撮影・準備 |
| 事業計画書(省エネ目標・導入スケジュール) |
公募要領の様式に従って記載。導入目的・省エネ効果・完了予定時期を記述 |
申請1〜2週間前 |
必要書類の詳細は必ずSII公式の最新公募要領でご確認ください。公募回によって求められる書類が変わることがあります。
費用シミュレーション:補助金適用後の実質負担
SII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」を適用した場合の費用シミュレーション例を示します。
| 設備種別 | 設備本体費目安 | 工事費目安 | 合計目安 | SII補助金(1/3) | 実質負担額 | 年間削減電気代目安 | 投資回収期間 |
| 制御付きLED照明100台 |
150〜250万円 |
30〜80万円 |
180〜330万円 |
60〜110万円 |
120〜220万円 |
60〜120万円/年 |
約1.5〜3年 |
| 業務用エアコン(マルチ5台) |
400〜800万円 |
80〜200万円 |
480〜1,000万円 |
160〜333万円 |
320〜667万円 |
100〜300万円/年 |
約2〜5年 |
| ヒートポンプ給湯機(業務用) |
200〜500万円 |
50〜150万円 |
250〜650万円 |
83〜217万円 |
167〜433万円 |
80〜200万円/年 |
約2〜4年 |
| 高効率変圧器(2台) |
150〜400万円 |
50〜150万円 |
200〜550万円 |
67〜183万円 |
133〜367万円 |
30〜100万円/年 |
約2〜5年 |
| インバータコンプレッサー(1台) |
100〜300万円 |
30〜80万円 |
130〜380万円 |
43〜127万円 |
87〜253万円 |
50〜150万円/年 |
約1.5〜3年 |
上記は概算シミュレーションです。補助金額は採択審査・実績報告審査を経て確定します。実際の設備費・工事費は業者見積で確認してください。出典:SII公募要領をもとに当サイトで試算。
Jグランツ申請でよくあるエラーと対処法
| エラー・トラブル | 原因 | 対処法 |
| ログインできない |
GビズIDのパスワード誤り・SMS認証コードの期限切れ・ブラウザキャッシュ |
GビズIDのパスワードリセット実施・ブラウザの履歴・キャッシュをクリア・推奨ブラウザ(Chrome)を使用 |
| ファイルアップロードでエラーが出る |
ファイルサイズ超過・非対応ファイル形式・ファイル名に特殊文字 |
PDFを圧縮してサイズを10MB以下に削減・ファイル形式をPDF/JPEGに統一・ファイル名を英数字のみに変更 |
| 途中で入力内容が消える |
セッションタイムアウト(長時間非操作時) |
定期的に「一時保存」ボタンをクリック。入力内容をWord/ExcelにメモしておくとセッションタイムアウトCIでも再入力が容易 |
| 「申請する」ボタンが押せない |
必須入力項目の未記入・添付書類の不足 |
エラー表示の項目を確認し、未記入項目・未添付書類を補完する。SIIコールセンターに問い合わせる(公募期間中は混雑) |
| 申請後に書類不備の連絡が来る |
見積書の記載不足(一式のみ)・指定設備リスト未登録品 |
Jグランツのメッセージ機能で修正書類を再提出。締切前であれば修正が可能 |
Jグランツ×省エネ補助金 申請で失敗しないための重要ポイント
省エネ補助金の申請・受給で失敗するケースは、ほぼ決まったパターンに集中します。以下のチェックリストで事前に対策してください。
絶対にやってはいけないNG行動
- 【最重要】交付決定前に機器を発注・工事を着工する:これだけで補助金対象外になります。「採択」は内定通知であり、「交付決定通知」が届いた日付以降でないと発注できません
- 古い公募要領・指定設備リストで申請する:補助率・上限額・対象設備リストは毎年・毎公募回で変わります。必ず最新版を使用してください
- 見積書を「一式」のみで取得する:設備本体費・工事費(電気・配管・据付等)を項目別に記載した見積書でないと書類不備になります
- GビズIDを公募開始後に申請し始める:GビズID取得に最大3週間かかります。公募開始後に申請し始めると締切に間に合わないことがあります
- 補助金が入金されてから設備費を支払う計画を立てる:補助金は後払い(実績報告審査後)です。設備導入費を一時立替できる資金計画が必要です
採択率を上げるための実践的なポイント
| ポイント | 内容 | 効果 |
| 早期申請 |
公募開始から2週間以内に申請する。先着順ではないが、書類不備の修正時間が確保できる |
不備による失格リスクを低減 |
| トップ性能枠を狙う |
SII指定設備の中でも特に省エネ性能が高い「トップ性能品」は補助率が1/2(通常1/3)になる。メーカーに確認する |
補助金額が1.5倍になる |
| 省エネ計算書の精度を上げる |
省エネ効果計算書の削減量・削減率が正確・高いほど採択審査で有利になるケースがある |
採択審査での評価向上 |
| 申請代行業者・コンサルに依頼する |
省エネ補助金申請実績が豊富なコンサルタントに申請書類作成を依頼する(成功報酬型10〜15%が相場) |
書類品質が向上・採択率が上がる傾向あり |
| SIIのコールセンターを積極的に活用する |
不明点はSIIの申請者向けコールセンター(公募要領に番号記載)に電話・メールで確認する |
誤申請・書類不備を事前回避 |
SII省エネ補助金(国・Jグランツ経由)は都道府県独自の省エネ補助金と経費を区分することで併用できる場合があります。例えば「設備Aの導入費をSII補助金で申請し、設備Bの導入費を都道府県補助金で申請する」という形で、同一年度に両制度を活用できるケースがあります。
| 申請先 | 対象設備(例) | 補助率 | 申請方法 |
| SII設備単位型(国) |
設備A:LED照明(60万円) |
1/3 = 補助20万円 |
Jグランツで電子申請 |
| 都道府県の省エネ補助金 |
設備B:業務用エアコン(300万円) |
1/2以内・上限100万円が多い |
各都道府県の申請方法に従う(Jグランツ経由でない場合あり) |
| 組み合わせ効果 |
合計360万円の設備投資 |
合計120万円の補助(率33%) |
各制度の経費区分ルールを必ず確認 |
同一設備・同一経費への重複申請は禁止です。経費区分の具体的な方法は必ずSIIおよび都道府県の補助金担当窓口に事前確認してください。
省エネ補助金・Jグランツ申請の無料相談窓口
GビズIDの取得やJグランツの操作に不安がある場合、または申請書類の内容確認をしたい場合は、以下の窓口を活用してください。
| 相談窓口 | 対応内容 | 費用 | 連絡先・情報源 |
| SII申請者向けコールセンター |
SII省エネ補助金の申請方法・書類不備・Jグランツ操作全般 |
無料 |
公募要領に番号記載(公募期間中のみ) |
| GビズIDコールセンター |
GビズIDの申請手順・エラー対処・パスワードリセット |
無料 |
GビズIDヘルプ |
| 各都道府県 よろず支援拠点 |
補助金制度の概要説明・活用判断・GビズID取得サポート |
無料 |
よろず支援拠点全国一覧 |
| 認定経営革新等支援機関(税理士・中小企業診断士) |
事業計画書作成・財務アドバイス・申請書類一式確認 |
相談無料〜有料 |
認定支援機関検索サイト |
| 省エネ補助金申請代行・コンサル |
申請書類一式作成・省エネ計算書作成・実績報告まで一括サポート |
成功報酬型(補助金額の10〜15%程度) |
各都道府県の省エネコンサル会社(実績確認のうえ依頼) |
| 省エネルギーセンター |
省エネ診断・省エネ設備の相談(工場事業場型の申請要件にもなり得る) |
無料〜低廉 |
省エネルギーセンター公式 |
省エネ補助金ナビの無料相談・申請サポート
省エネ補助金ナビでは、GビズIDの取得方法からJグランツでの申請手順・書類作成まで無料でご相談いただけます。SII省エネ補助金を最大限活用するための最適な組み合わせ提案と申請サポートをワンストップで提供します。
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