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東京都の省エネ補助金2026【都独自補助金+国補助金の併用ガイド】

この記事の結論

東京都の省エネ補助金2026年度は都独自補助金+国補助金の2層活用が最大の特徴です。国の「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」(中小企業補助率1/3〜1/2・上限1億円)に加え、東京都クールネット東京「省エネ設備等導入促進助成金」(中小企業向け・補助率1/2以内・上限200万円程度)を経費区分で組み合わせることで、設備投資額の50〜65%を補助で賄えるケースがあります。申請は全てGビズIDプライム+Jグランツ(国)または東京都の申請システムで電子申請が主体です。SII2次公募は2026年6月1日〜7月9日受付中。交付決定前の機器発注・着工は最も多い失格原因のため絶対に守ること。最新の補助率・要件は各公式公募要領で確認必須。

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東京都の省エネ補助金2026:都・国・区市町村3層構造の全体像【結論ファースト】

東京都 省エネ補助金2026 結論まとめ

  • 東京都の最大の特徴:都独自の「クールネット東京」補助金網+国SII補助金の2層活用で、他県より高い補助額を実現しやすい
  • 都の主力制度:東京都クールネット東京「省エネ設備等導入促進助成金」——高効率空調・LED照明・ヒートポンプ等を中小企業向けに補助率1/2以内・上限200万円程度で支援(年度ごとに要件変動)
  • 国の主力制度:SII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」——中小企業補助率1/3(トップ性能枠は1/2)・補助上限1億円
  • 区市町村の上乗せ:千代田区・港区・渋谷区・江東区・世田谷区等が独自の省エネ設備補助を実施(年度ごとに要確認)
  • 申請の鉄則:GビズIDプライム取得(約2〜3週間)+交付決定前の発注・着工は絶対禁止
  • SII2次公募:2026年6月1日〜7月9日受付中(Jグランツで電子申請)

補助金の内容・予算・公募時期は年度・公募回ごとに変わります。申請前に必ず各機関の最新公募要領を確認してください。本記事は2026年6月25日時点の情報をもとに作成しています。

東京都(人口約1,400万人・全国最大の経済都市)は、国内屈指の中小企業集積地です。製造業・IT・金融・飲食・小売・不動産・建設など多様な業種が密集し、事業所当たりのエネルギー消費量が大きい一方、省エネ設備への投資余力を持つ中小企業も多く存在します。

東京都が省エネ補助金活用において他の都道府県と異なる最大の特徴は、東京都環境局・クールネット東京(https://www.tokyo-co2down.jp/)が独自の省エネ設備導入促進助成金を豊富なメニューで提供している点です。国のSII補助金(上限1億円)に東京都独自の助成金(上限200万円程度)を経費区分で上乗せすることで、実質負担をさらに圧縮できます。

東京都の省エネ補助金2026 全体マップ

制度主管中小企業補助率上限額主な対象設備
省エネ・非化石転換補助金(設備単位型) 国(経産省・SII) 1/3(トップ性能枠1/2) 1億円/事業 LED・空調・ヒートポンプ・変圧器・ボイラー・冷凍冷蔵・コンプレッサー等
省エネ・非化石転換補助金(工場事業場型) 国(経産省・SII) 1/3〜1/2 15億円/事業 大規模省エネシステム全般(工場・大型ビル)
省エネ設備等導入促進助成金(クールネット東京) 東京都(クールネット東京) 1/2以内 200万円程度(要確認) 高効率空調・LED照明・ヒートポンプ・変圧器等
ものづくり補助金(省エネ枠) 中小企業庁・東京都中小企業団体中央会 最大2/3(小規模事業者) 1,500万円 生産性向上と省エネを両立する設備
区市町村独自の省エネ補助金 各区市町村 1/3〜1/2(区市町村により異なる) 10〜100万円程度 各区市町村が指定する省エネ設備
ZEB実現に向けた建築物省エネ補助金(環境省) 国(環境省) 2/3 5億円 ZEB Ready以上を達成する新築・改修建物

各制度の補助率・上限額・申請期間は2026年6月時点の公表情報をもとに作成。最新の公募要領は各制度の公式サイトでご確認ください。

【国の補助金】SII「省エネ・非化石転換補助金」2026年版|東京都内の中小企業の申請要件

経済産業省が推進し、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が実施する「省エネ・非化石転換補助金」は、東京都内の中小企業が最も活用しやすい国の省エネ補助金です。IT・製造・飲食・小売・物流・建設など東京の主要業種が幅広く対象となります。

項目内容
正式名称令和7年度補正予算 省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)
執行機関一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)
補助率(中小企業)1/3(トップ性能枠は1/2
補助率(大企業)1/3(上限あり)
補助上限1億円/事業(設備種別により異なる)
補助下限30万円
1次公募2026年3月30日〜4月27日(終了)
2次公募2026年6月1日〜7月9日(受付中)
3次公募以降SII公式サイトで随時公表(予算消化次第で終了)
申請方式電子申請(Jグランツ経由・GビズIDプライム必要)
公式サイト省エネ・非化石転換補助金2026年版特設サイト(SII)

東京都の業種に関連性の高い対象設備一覧

設備単位型では、SIIが指定した省エネ性能基準を満たす「指定設備」に更新・新設する場合に補助が受けられます。東京都内の中小企業に特に需要の高い設備は以下の通りです。

設備区分対象設備の例省エネ効果目安費用相場(設備本体)東京での需要が高い業種
高効率空調(業務用エアコン) 業務用マルチエアコン・パッケージエアコン(IPLV/APF基準超え) 電気代20〜50%削減 100〜3,000万円 オフィス・商業施設・飲食・ホテル・医療
LED照明(制御機能付き) センサー・調光制御付き高効率LED照明器具 電気代30〜70%削減 50〜500万円 商業施設・工場・物流・飲食・オフィス
ヒートポンプ 業務用ヒートポンプ給湯器・空冷ヒートポンプチラー 燃料費40〜70%削減 100〜2,000万円 ホテル・旅館・スポーツ施設・食品加工
変圧器 高効率変圧器(トップランナー基準超え) 変圧器損失20〜40%削減 50〜500万円 製造業・ビル管理・物流倉庫
冷凍冷蔵設備 高効率冷凍機・業務用冷蔵ショーケース・冷蔵倉庫ユニット 電気代20〜45%削減 200〜3,000万円 食品工場・スーパー・飲食・物流
コンプレッサー インバータ制御コンプレッサー(省エネ型エアコンプレッサー) 電気代30〜50%削減 50〜500万円 製造業・印刷業・医療機器
ボイラー 高効率ボイラー・廃熱回収型ボイラー・潜熱回収型給湯ボイラー 燃料費15〜30%削減 200〜5,000万円 食品加工・ホテル・クリーニング業

対象設備の省エネ性能基準はSII指定設備リストで型番単位で確認してください。費用相場は参考値です。出典:SII設備単位型公募情報(2026年6月25日時点)

トップ性能枠(補助率1/2)を東京都内で活用する方法

東京都内の中小企業がSII補助金で最も高い補助率(1/2)を得るには、導入設備がSII指定設備リストの「トップ性能品」に該当しているかどうかを確認することが第一歩です。

  • SII指定設備リストをダウンロードするSII指定設備検索サイトから設備区分別のExcelリストを無料ダウンロード。「トップ性能品」欄にチェックが入っている型番が対象
  • メーカー・販売代理店に確認する:「この製品(型番〇〇)はSII設備単位型のトップ性能品に該当しますか」と直接確認。東京都内はメーカーの営業拠点が多く、即日回答を得やすい環境
  • SIIコールセンターに問い合わせる:公募期間中はSIIの申請者向けコールセンターで特定設備の指定状況を照会可能(公募要領に電話番号記載)

【東京都の補助金】クールネット東京「省エネ設備等導入促進助成金」2026年度版

クールネット東京(東京都環境公社)は東京都環境局の施策を実施する専門機関として、都内中小企業向けの省エネ設備導入助成金を提供しています。国のSII補助金と経費を区分することで両制度を組み合わせた活用が可能です。

クールネット東京「省エネ設備等導入促進助成金」概要(2026年度参考)

項目内容
制度名省エネ設備等導入促進助成金(クールネット東京)
所管東京都環境公社(クールネット東京)・東京都環境局
対象都内に事業所を有する中小企業者・個人事業主(中小企業基本法に基づく規模要件あり)
補助率補助対象経費の1/2以内(設備メニューにより異なる)
補助上限額(目安)200万円程度(設備メニュー・公募回により変動する可能性あり)
主な対象設備高効率空調(業務用エアコン)・LED照明(制御機能付き)・ヒートポンプ給湯機・高効率変圧器・省エネ冷凍冷蔵設備・コンプレッサー等
申請時期年1〜2回(年度初め〜上半期が多い。年度により異なる)
申請方法クールネット東京の指定申請フォームまたは電子申請(年度により異なる)
公式情報源クールネット東京 助成金情報ページ

2026年度(令和8年度)の実施状況・補助率・上限額・公募期間は必ずクールネット東京の最新公募要領でご確認ください。本情報は2026年6月25日時点の参考値です。クールネット東京公式サイトで最新情報を確認してください。

東京都内の主要業種と省エネ補助金活用の着眼点

東京都は極めて多様な産業構造を持ちます。業種ごとの省エネ課題と補助金活用の優先設備を整理します。

業種主な省エネ課題補助金活用で優先すべき設備
オフィス・IT企業(新宿・渋谷・品川・丸の内等) オフィス空調・サーバー室冷却・照明の電力消費が大きい。テレワーク移行後も事務所の空調負荷は残る 高効率空調(業務用マルチエアコン)・制御付きLED照明・高効率変圧器
飲食業・フードサービス(全区) 調理・冷蔵・空調の24時間稼働。食材ロス対策と冷蔵設備の効率化が収益直結 高効率業務用冷凍冷蔵ショーケース・高効率空調・LED照明
ホテル・宿泊業(台東区・新宿区・港区等) 客室空調・給湯・共用部照明のエネルギー消費が大きい。宿泊稼働率が高く節エネルギー効果が出やすい 業務用ヒートポンプ給湯機・高効率空調(マルチ型)・LED全館化
製造業・印刷業・加工業(大田区・葛飾区・板橋区・墨田区等) 工場設備の老朽化による電力ロス。コンプレッサー・変圧器・照明の省エネ余地が大きい インバータコンプレッサー・高効率変圧器・制御付きLED照明
小売業・商業施設(新宿・渋谷・池袋・銀座等) 売場照明・ショーケース冷蔵・空調の電力消費が高い。閉店後の待機電力削減も効果的 LED照明(調光センサー付き)・高効率冷蔵ショーケース・高効率空調
物流・倉庫業(江東区・江戸川区・品川区等) 倉庫照明・冷凍冷蔵設備・フォークリフト充電インフラのエネルギー消費 LED照明(倉庫用高天井型)・高効率冷凍冷蔵設備・高効率変圧器
医療・介護施設(全区・全市) 24時間稼働の空調・給湯・照明。感染対策換気の増加で電力コストが上昇傾向 高効率空調(全熱交換器付き)・ヒートポンプ給湯機・LED照明

クールネット東京・都の補助金窓口一覧

窓口担当業務連絡先・情報源
クールネット東京 省エネ設備導入促進助成金の制度説明・申請受付・相談 クールネット東京公式サイト(TEL:03-5990-5066)
東京都環境局 地球温暖化対策課 東京都全体の脱炭素・省エネ施策の情報提供 東京都環境局 事業者向け支援
東京都中小企業振興公社 中小企業向け補助金相談・申請書類確認・認定支援機関紹介 東京都中小企業振興公社
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東京都で使える省エネ補助金 徹底比較表【国・都・区市町村2026年度版】

東京都内の中小企業が活用できる主要な省エネ補助金を一覧で比較します。経費を区分することで複数の補助金を同一年度に活用できる場合があります。

補助制度 執行機関 中小企業補助率 補助上限額 補助下限額 主な対象設備 2026年度公募時期(参考) 申請方法 公式情報
省エネ・非化石転換補助金(設備単位型) SII(経産省委託) 1/3(トップ性能枠:1/2 1億円/事業 30万円 LED・空調・ヒートポンプ・変圧器・冷凍冷蔵・ボイラー・コンプレッサー等(SII指定設備に限る) 年2〜3回(3〜7月頃) Jグランツ(電子申請) SII公式
省エネ・非化石転換補助金(工場事業場型) SII(経産省委託) 1/3〜1/2 15億円/事業 - 大規模省エネシステム・工場全体の省エネ改修 年1〜2回(3〜5月頃) Jグランツ(電子申請) SII公式
省エネ設備等導入促進助成金(クールネット東京) 東京都環境公社 1/2以内 200万円程度(要確認) - 高効率空調・LED照明・ヒートポンプ・変圧器等(都指定設備メニューに限る) 年1〜2回(4〜7月頃・要確認) クールネット東京の申請フォーム クールネット東京
ものづくり補助金(省エネ枠) 中小企業庁・東京都中央会 最大2/3(小規模事業者) 1,500万円 100万円 生産性向上と省エネを両立する機械・設備・システム 年複数回(随時公募) Jグランツ(電子申請) ものづくり補助金公式
ZEB支援補助金(環境省) 国(環境省) 2/3 5億円 - ZEB Ready以上を達成する新築・改修建物 4〜6月(要確認) Jグランツ(電子申請) 環境省公式
区市町村独自の省エネ補助金 各区市町村 1/3〜1/2(区市町村により異なる) 10〜100万円程度 - 各区市町村が指定する省エネ・再エネ設備 年度ごとに異なる(各区市町村HP確認) 各区市町村の方法による 各区市町村の環境・産業担当課

各補助金の補助率・上限額・公募時期は年度・公募回によって変わります。申請前に各公式サイトの最新公募要領で必ず確認してください。本表は2026年6月25日時点の情報をもとに作成。

補助金の重複申請に関する注意事項

同一設備・同一経費への重複申請は原則禁止です。ただし、補助金の財源が異なる場合(国・都・区市町村)、設備Aを国のSII補助金で、設備Bを東京都の助成金で申請するよう経費を区分することで、複数の補助金を同一事業年度に活用できる場合があります。具体的な経費区分の方法は、SII(公式サイト)およびクールネット東京(公式サイト)に必ず事前確認してください。

東京都向け費用シミュレーション【国+都の補助金を併用した実質負担試算】

東京都内の中小企業が省エネ設備を導入する場合の概算シミュレーションです。補助金額・工事費は見積・申請内容によって異なります。参考値としてご確認ください。

ケース①:オフィスビルテナント(新宿区)の高効率空調一括更新

新宿区の5フロア入居オフィスで、業務用パッケージエアコンをSII指定の高効率マルチエアコンに全面更新するケース。

費用項目金額(税抜)
業務用マルチエアコン(SII指定設備・高効率型)×5セット600万円
電気工事・ダクト・搬入・据付150万円
既設設備の撤去費50万円(補助対象外)
補助対象経費750万円
SII補助金(中小企業1/3)▲250万円(概算)
クールネット東京助成金(1/2・上限200万円)▲200万円(上限適用)
実質負担額(概算)300万円
年間電気代削減効果(空調電気代30%削減・年間150万円→105万円)▲45万円/年
投資回収期間目安約6.7年

SII補助金とクールネット東京助成金を同一設備・同一経費に重複申請することはできません。経費を区分して申請することを前提とした試算例です。実際の申請前に各窓口へご確認ください。

ケース②:ホテル(台東区・浅草エリア)のヒートポンプ給湯機導入

台東区の中規模ホテル(客室50室)で、ガスボイラーを業務用ヒートポンプ給湯機に更新するケース。

費用項目金額(税抜)
業務用ヒートポンプ給湯機(SII指定設備)×2台500万円
配管・電気工事・搬入・据付150万円
補助対象経費650万円
SII補助金(トップ性能枠1/2)▲325万円(概算)
クールネット東京助成金(1/2・上限200万円・別設備で区分申請)▲200万円(LED照明と経費区分して申請)
実質負担額(概算・LED照明を別途都助成)125万円(ヒートポンプ分のみ)
年間ガス代削減効果(給湯ガス代50%削減・年間240万円→120万円)▲120万円/年
投資回収期間目安(ヒートポンプ単体)約3年

ケース③:製造業工場(大田区)の変圧器・LED照明・コンプレッサー複合更新

大田区の機械部品製造工場で、高効率変圧器・LED照明(制御機能付き)・インバータコンプレッサーを同時更新するケース。

費用項目金額(税抜)
高効率変圧器(SII指定設備)×2台300万円
制御付きLED照明(SII指定設備)×150台225万円
インバータコンプレッサー(SII指定設備)×1台180万円
電気工事・設置工事120万円
補助対象経費合計825万円
SII補助金(変圧器・コンプレッサー・照明の補助対象経費×1/3)▲275万円(概算)
クールネット東京助成金(LED照明部分×1/2・上限200万円)▲112万円(225万円×1/2・経費区分)
実質負担額(概算)438万円
年間電気代削減効果(変圧器損失削減+LED化+コンプレッサー効率化で合計35%削減)▲175万円/年
投資回収期間目安約2.5年

設備種別・費用内訳と補助後実質負担の目安

設備種別 本体費目安 工事費目安 合計目安 SII補助後(1/3) SII+都助成後(上限200万)
LED照明(100台・制御付き)100〜200万円30〜70万円130〜270万円87〜180万円65〜80万円
業務用エアコン(マルチ3台)200〜400万円60〜120万円260〜520万円173〜347万円0〜150万円
ヒートポンプ給湯機(業務用)200〜500万円60〜150万円260〜650万円173〜433万円0〜230万円
高効率変圧器(1台)80〜250万円30〜80万円110〜330万円73〜220万円0〜70万円
インバータコンプレッサー100〜300万円30〜80万円130〜380万円87〜253万円0〜55万円

SII+都助成後は、クールネット東京助成金(上限200万円)を経費区分前提で別設備に適用した場合の参考値です。実際には経費区分の方法・各制度の要件により金額は異なります。本シミュレーションは参考値であり、実際の補助金額は申請内容・審査結果により確定します。

【区市町村別】東京都内の省エネ補助金・助成金情報2026年度(主要区を中心に)

東京都内の区市町村でも独自の省エネ設備補助金・助成金を設けているケースがあります。区市町村補助は予算・制度の存廃が年度ごとに変わります。申請前に必ず各自治体に最新情報を確認してください。

区市産業・立地の特徴省エネ補助金の確認先(窓口)補助の特徴(参考)
千代田区 大手企業本社・オフィス・官庁街 千代田区環境政策課(TEL:03-5211-4256) 区内テナント・中小企業向けの省エネ設備補助あり(要確認)
港区 IT企業・外資企業・商業施設・高級ホテル 港区環境リサイクル支援部(TEL:03-3578-2111) 中小事業所向け省エネ設備補助・LED化支援等(要確認)
渋谷区 IT・広告・ファッション・スタートアップ 渋谷区環境政策課(TEL:03-3463-1211) 中小事業者向け省エネ助成(年度ごとに要確認)
江東区 物流・倉庫・製造・建設 江東区環境保全課(TEL:03-3647-3439) 中小事業者の省エネ設備導入助成(LED・空調・変圧器等・要確認)
大田区 製造業(町工場)・羽田空港関連・物流 大田区環境計画課(TEL:03-5744-1362) ものづくり中小企業向けの省エネ助成制度(製造業特化型あり・要確認)
世田谷区 住宅・商業・サービス業・飲食 世田谷区環境計画課(TEL:03-5432-2277) 中小事業者・商店向けの省エネ・再エネ設備補助(要確認)
新宿区 オフィス・商業・飲食・観光・歓楽街 新宿区環境課(TEL:03-5273-3764) 中小事業所向け省エネ設備導入助成(年度ごとに要確認)
台東区 観光・ホテル・伝統工芸・飲食 台東区環境課(TEL:03-5246-1281) 観光事業者・商店街向け省エネ補助(要確認)
墨田区 ものづくり中小企業・スカイツリー観光 墨田区環境保全課(TEL:03-5608-6208) ものづくり中小企業向け省エネ助成(要確認)
板橋区 製造業・印刷業・物流 板橋区環境課(TEL:03-3579-2594) 中小製造業向け省エネ設備補助(LED・空調・変圧器等・要確認)
八王子市・立川市・多摩市等(多摩エリア) 製造業・物流・商業・医療 各市の環境・産業振興担当課 多摩地域は東京都の助成金に加えて市独自の補助を実施するケースあり(要確認)

各区市町村のウェブサイトや産業振興・環境担当課に「省エネ補助金 2026年度」として直接問い合わせることで最新の制度情報が得られます。制度の有無・内容は年度ごとに変わります。

大田区の製造業(町工場)が狙うべき補助金の組み合わせ

大田区周辺は精密機械・金属加工・印刷・電子部品等の中小製造業(町工場)が集積します。補助金活用の最大効果を得るには、①国のSII設備単位型(変圧器・コンプレッサー・LED)で1/3補助を確保 → ②東京都クールネット東京助成金(別設備でLED照明等を1/2補助・上限200万円) → ③大田区独自補助との組み合わせという3層戦略が有効です。具体的な経費区分の方法は大田区環境計画課(TEL:03-5744-1362)に事前確認してください。

省エネ補助金 申請必要書類チェックリストと失敗しないポイント【東京都中小企業2026年版】

SII設備単位型 申請書類チェックリスト(東京都内の中小企業向け)

書類名内容・注意点準備時期入手先
GビズIDプライム(アカウント) Jグランツへのログインに必須。発行まで2〜3週間かかるため最優先で取得すること 公募開始1ヶ月前(最優先) GビズID公式サイト
SII指定設備の仕様書・型番確認書 指定設備リストとの照合。型番単位で登録されているか・トップ性能品かをメーカーに確認 機器選定時(公募前から) 機器メーカーから入手
省エネ効果計算書(SII所定様式) 既設設備との比較・省エネ率・削減量の計算書。メーカーが代行するケースが多い 公募開始後〜申請1週間前 SII特設サイトからダウンロード・メーカー代行
見積書(2社以上・設備本体費と工事費を項目別記載) 「一式」表記は不備。本体費・電気工事費・配管工事費・据付費を個別明記が必要 公募開始後〜申請2週間前 設備業者・施工業者から入手(東京都内には省エネ補助申請実績の多い施工業者が多い)
法人登記簿謄本(発行から3ヶ月以内) 法務局で取得(オンライン申請可・手数料350〜480円)。履歴事項全部証明書 申請直前(有効期限に注意) 法務局(オンライン申請可)
直近2期分の決算書(貸借対照表・損益計算書) 税理士から入手。PDFスキャンで提出 早めに準備 税理士・顧問会計士
設置場所の写真・図面(現状確認) 既設設備が確認できる写真・設置場所の位置図・平面図 申請前に撮影・準備 自社で撮影・設計図書から作成
事業計画書(省エネ目標・導入スケジュール) 公募要領の様式に従って記載。導入目的・省エネ効果・完了予定時期を記述 申請1〜2週間前 自社で作成(コンサルに依頼可)

必要書類の詳細は必ずSII公式の最新公募要領でご確認ください。公募回によって求められる書類が変わることがあります。

東京都内でよくある省エネ補助金申請の失敗パターン

東京都内の中小企業に多い失敗パターンTOP5

失敗パターン原因対策
【最重要】交付決定前に機器を発注・着工 「採択通知=発注可」と誤解する。業者から「今すぐ動かないと納期が遅れる」と急かされる 採択通知と交付決定通知は別物。「交付決定通知書」受領日以降に発注。業者には事前説明必須
GビズIDを公募開始直前に申請する 補助金の情報を知ってからGビズIDを申請し始め、発行に2〜3週間かかって締切に間に合わない 公募スケジュールを事前把握し、公募開始前の時点でGビズIDプライムを取得済みにする
SII指定設備リスト未掲載の設備で申請する 東京都内の施工業者が「省エネ設備なら何でも対象」と誤情報を提供するケース 機器選定段階でSII指定設備リストを自社で確認。「SII登録済みか」をメーカーに文書確認
見積書を「一式」のみで取得する 忙しいオーナーが業者に「省エネ補助金用の詳細見積」と明示せずに発注する 「SII省エネ補助金申請用・設備本体費と工事費を項目別に」と明示して見積依頼
都の助成金と国補助金の経費区分をしない 同一設備・同一経費で国と都の両方に申請しようとする(重複申請で両方失格) 事前に経費区分計画を立て、SIIとクールネット東京の両窓口に経費区分の方法を確認する

東京都内での採択率向上ポイント

  • 東京都のクールネット東京との並走申請計画を早めに立てる:SII補助金とクールネット東京助成金は申請窓口が異なります。両制度の公募スケジュールを並走させる計画を公募開始前から立てることが重要です
  • 東京都内の省エネ補助金実績が豊富な施工業者を選ぶ:東京都内には補助金申請実績が豊富な省エネ設備施工会社が多数あります。業者選定時に「SII補助金申請の実績件数」を確認することで書類不備を防げます
  • 申請代行コンサルの活用:成功報酬型(補助金額の10〜15%)ですが、初回申請・書類が複雑な工場事業場型では採択率向上に効果的。東京都内では省エネ補助金専門のコンサルティング会社も多数あります
  • よろず支援拠点(東京)の無料相談を活用するよろず支援拠点では補助金制度の概要説明・GビズID取得サポートを無料で提供しています

東京都で省エネ補助金を申請する完全ステップ【SII国補助金+都補助金の並走申請】

東京都内でSII設備単位型(国)とクールネット東京助成金(都)を並走申請する場合の標準的な手順です。公募締切の2ヶ月前には準備を開始してください。

  1. ステップ1:GビズIDプライムの取得(未取得の場合・最優先)
    GビズID公式サイトから申請書類を作成し、法人の印鑑証明書(発行3ヶ月以内)と申請書を郵送します。審査・発行まで約2〜3週間かかります。公募開始前に必ず取得済みにしてください。東京都内の主要法務局(新宿・渋谷・品川等)でも即日取得が可能な場合があります。
  2. ステップ2:SIIの公募要領とクールネット東京の最新助成金情報を同時確認
    SII特設サイトから最新の公募要領・指定設備リストをダウンロードし、同時にクールネット東京の助成金情報ページで都の最新助成メニューを確認します。両制度の公募期間・対象設備メニューを並走確認することが東京都活用の核心です。
  3. ステップ3:経費区分計画を立てる
    国補助金(SII)と都助成金(クールネット東京)をどの設備・経費に割り当てるかを事前に計画します。同一設備・同一経費の重複申請は禁止のため、設備A→SII、設備B→都助成という形で明確に区分計画を立て、両窓口(SIIコールセンター・クールネット東京TEL:03-5990-5066)に事前確認してください。
  4. ステップ4:導入設備の選定とSII指定設備リストとの照合
    SII指定設備検索サイトのExcelリストで対象型番を確認。「トップ性能品」欄も確認し、可能なら補助率1/2の設備を選定します。東京都内はメーカーの営業拠点が集中しており、当日・翌日対応の確認ができる環境です。
  5. ステップ5:施工業者から詳細見積を取得(2社以上・項目別)
    「SII省エネ補助金申請用に、設備本体費と工事費を項目別に記載した見積書を作成してほしい」と明示して依頼します。東京都内では省エネ補助金申請実績の豊富な施工会社を優先することで、書類品質が向上します。
  6. ステップ6:省エネ効果計算書の作成
    省エネ率10%以上または年間1kl以上の削減を示す計算書(SII所定様式)を作成します。メーカーが代行するケースが多く、見積依頼時に「省エネ計算書もお願いします」と伝えると効率的です。
  7. ステップ7:SIIへJグランツで電子申請(公募期間内・締切2週間前目標)
    JグランツにGビズIDプライムでログインし、申請フォームに入力・書類をアップロードして提出します。締切直前はJグランツが混雑するため、締切の1〜2週間前までに提出することが安全です。
  8. ステップ8:クールネット東京の助成金を別途申請(公募期間内)
    SIIと別設備・別経費でクールネット東京の助成金を並走申請します。クールネット東京の申請方法は年度ごとに変わる可能性があるため、公式サイトの最新情報で申請フォームを確認してください。
  9. ステップ9:採択・交付決定後に機器発注・工事開始
    SII・クールネット東京それぞれの交付決定通知を受領してから該当設備の発注・工事を開始します。採択通知は発注可の合図ではありません。交付決定通知書の受領日以降が発注解禁日です。
  10. ステップ10:工事完了後に実績報告・補助金交付
    設置写真・領収書・工事完了証明書等をJグランツおよびクールネット東京の実績報告フォームでそれぞれ提出します。審査完了後(通常1〜2ヶ月)に補助金・助成金が振り込まれます。

申請から補助金交付までのタイムライン目安

フェーズ期間目安主なアクション
事前準備公募前1〜2ヶ月GビズID取得・両制度公募情報確認・経費区分計画・指定設備確認・見積取得
電子申請(SII)公募開始〜締切Jグランツで申請書類入力・添付・提出
都助成申請(クールネット東京)公募開始〜締切クールネット東京の申請フォームで申請
審査・採択申請後1〜2ヶ月SII・クールネット東京それぞれ書類審査
交付決定採択後2〜4週間両制度の交付決定通知受領
機器発注・設置工事交付決定後1〜3ヶ月発注・工事・動作確認・証憑保管
実績報告工事完了後2〜4週間SII・クールネット東京それぞれ書類提出
補助金・助成金交付実績報告審査後1〜2ヶ月補助金・助成金それぞれ振込
全体期間目安半年〜1年程度計画的なスケジュール管理が最重要

無料相談・申請サポートの窓口一覧【東京都内の省エネ補助金】

補助金申請に不安がある場合は、以下の窓口で無料相談が可能です。特にGビズID取得・経費区分計画・申請書類の確認は専門家のサポートを受けることで採択率が向上します。

窓口支援内容費用連絡先
クールネット東京 東京都助成金の制度説明・申請受付・省エネ相談 無料 クールネット東京公式サイト(TEL:03-5990-5066)
SII申請者向けコールセンター SII省エネ補助金の申請方法・書類不備・指定設備確認 無料 公募要領に番号記載(公募期間中のみ)
東京都中小企業振興公社 中小企業の補助金活用相談・認定支援機関紹介・申請書類確認 無料(一部有料) 東京都中小企業振興公社(TEL:03-3251-7881)
よろず支援拠点(東京) 補助金制度の概要説明・活用判断のアドバイス・GビズID取得サポート 無料 よろず支援拠点全国一覧
認定経営革新等支援機関(税理士・中小企業診断士) 事業計画書作成・財務アドバイス・申請書類一式確認(ものづくり補助金申請に必須) 相談無料〜有料 認定支援機関検索サイト
一般財団法人省エネルギーセンター 東京支部 省エネ診断・省エネ設備の選定相談(工場事業場型の申請要件にもなり得る) 無料〜低廉 省エネルギーセンター公式(TEL:03-5543-3012)
省エネ補助金申請代行・コンサル会社(東京都内多数) SII・都助成金の申請書類一式作成・省エネ計算書・実績報告まで一括サポート 成功報酬型(補助金額の10〜15%程度) 東京都内に複数社あり(省エネ補助金の実績件数・採択率で選定を)

省エネ補助金ナビの無料相談・申請サポート

省エネ補助金ナビでは、東京都内の中小企業向けに無料の補助金相談と申請サポートサービスを提供しています。SII設備単位型(国)とクールネット東京(都)の経費区分計画から、申請書類の作成・実績報告まで、ワンストップでサポートします。

無料相談を申し込む

よくある質問(FAQ)

A東京都内の中小企業が活用できる主な省エネ補助金は2つの柱があります。①国の「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」(SII執行・中小企業補助率1/3〜1/2・補助上限1億円・LED/空調/ヒートポンプ/変圧器等が対象・Jグランツで電子申請)、②東京都クールネット東京「省エネ設備等導入促進助成金」(補助率1/2以内・上限200万円程度・高効率空調・LED・ヒートポンプ等が対象)です。経費を区分することで両制度を組み合わせられる場合があります。最新情報はSII公式サイトおよびクールネット東京でご確認ください。
A同一設備・同一経費への重複申請は禁止されていますが、設備Aを国のSII補助金、設備Bをクールネット東京助成金として経費を区分すれば、同一事業年度に両制度を活用できる可能性があります。例えば、業務用空調更新をSII補助金で、LED照明更新をクールネット東京助成金で申請するという経費区分が一例です。具体的な方法はSIIコールセンターおよびクールネット東京(TEL:03-5990-5066、公式サイト)に必ず事前確認してください。
Aクールネット東京「省エネ設備等導入促進助成金」の補助率は補助対象経費の1/2以内、補助上限額は200万円程度が目安です(設備メニュー・公募回によって変動する可能性があります)。対象設備は高効率空調・LED照明(制御機能付き)・ヒートポンプ給湯機・高効率変圧器等です。2026年度の具体的な補助率・上限額・公募期間は必ずクールネット東京の最新公募要領でご確認ください。本情報は2026年6月25日時点の参考値です。
A2026年度のSII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」の公募スケジュールは、1次公募が2026年3月30日〜4月27日(終了)、2次公募が2026年6月1日〜7月9日(現在受付中)です。3次公募以降の詳細はSII公式サイトで随時公表されます。予算が消化された時点で早期終了する可能性があるため、公募開始後は早めの申請が重要です。
Aはい、国のSII補助金(Jグランツ経由)の申請にはGビズIDプライムの取得が必須です。GビズIDプライムはGビズID公式サイトから申請できます。法人の印鑑証明書(発行3ヶ月以内)と申請書を郵送後、審査・発行まで約2〜3週間かかります。公募開始前に必ず取得しておくことが最重要です。GビズID未取得のままでは公募期間内に申請できません。東京都内の東京都中小企業振興公社・よろず支援拠点でも取得サポートを受けられます。なお、東京都クールネット東京の助成金はGビズIDが必須でない場合もありますが、最新の申請要件を確認してください。
A採択通知が来ても機器の発注はできません。採択は審査通過の「内定」に過ぎず、その後に届く「交付決定通知書」を受領した日以降に初めて機器の発注・工事契約・着工が可能になります。採択から交付決定まで通常2〜4週間かかります。交付決定前の発注・着工は補助金対象外となり採択取り消しになります。東京都内では施工業者から「今すぐ発注しないと納期が遅れる」と急かされるケースがありますが、交付決定通知書の受領後まで絶対に待ってください。SII補助金・クールネット東京助成金のいずれでも同様のルールが適用されます。
Aはい、東京都内のオフィス事業者も省エネ補助金を活用できます。業務用マルチエアコン・パッケージエアコンへの更新は、①国のSII「省エネ・非化石転換補助金(設備単位型)」(SII指定設備の高効率型が対象・補助率1/3〜1/2)、②東京都クールネット東京の助成金(対象メニューに高効率空調が含まれる場合・補助率1/2以内・上限200万円目安)の両制度が候補です。対象となる機種はSII指定設備リストで型番確認が必要です。申請のためにはGビズIDプライムの事前取得(約2〜3週間)と、設備本体費・工事費を項目別に記載した見積書(2社以上)が必要です。詳細はSII公式サイトおよびクールネット東京でご確認ください。
A国のSII省エネ補助金・東京都クールネット東京助成金はいずれも後払い制です。設備導入・工事完了後に実績報告書を提出し、審査を経て補助金が交付されます。設備費・工事費を一時的に自社で立替える資金計画が必要です。東京都内の中小企業が立替資金に不安がある場合は、日本政策金融公庫の「省エネルギー化支援融資」や東京信用保証協会を活用した融資との組み合わせを検討してください。補助金申請と融資を組み合わせることは可能です。東京都中小企業振興公社でも資金調達に関する相談が可能です。
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